中国でメッセンジャーアプリ「WIRE」が禁止される!?次に使えるのは一体?

中国でメッセンジャーアプリ「WIRE」が禁止される!?次に使えるのは一体?

先日2/15頃より、大手メッセンジャーアプリのWIREが中国国内で使用できなくなりました。恐らく政府によるアクセス制限であろうと考えられています。このWIREは日本ではそこまでメジャーではありませんが、中国国内で生活する外国人にとってはかなり有用なアプリであったためこれは非常に残念なことであります。ちょうど2/16は中国の春節(旧正月における1/1)だったため、それに合わせて規制を強化したのであろうと考えられています。

そもそもなぜ中国ではメッセンジャーアプリが必要なのか

日本人は普通人と連絡を取るのは基本LINE、もしくはメール、SMSですよね?

しかし中国ではLINEは政府により規制されており使うことが出来ません。メッセージの送信、受け取りどちらも出来ないのです。その代わり、中国にはWechat(微信 ウェイシン 以下微信)というアプリがあり、中国人恐らく99%以上がこれを利用して連絡を取り合っています。友達同士でももちろん、会社への連絡やビジネスのやり取りも基本この「微信」です。しかしなぜ中国だけこのような状況なのでしょうか?

それはひとえに中国政府が情報を統制するためです。LINEは韓国の会社が運営しており、中国当局が情報開示を要求してもLINEがそれに応じるかどうかは分かりません。そもそも中国と韓国の関係は良くなったり悪くなったり微妙なので中国政府としては国民に政府の検閲の目が行き届かないアプリを使ってほしくないのです。

それで中国政府はLINEを禁止した直後、微信を発表し(システムはほぼラインと同じ)中国全体へと広まりました。

もちろん微信を作ったのは政府ではなくテンセントという企業なのですが、そこに共産党の思惑が流れ込んでいるのは明白であり、テンセントと共産党がズブズブであるのはもはや隠すつもりすらないというところです。

簡単にいうと微信でなされるやり取りはすべて中国共産党へ筒抜けになっているということです。

まあ何時にどこで待ち合わせ~とか最近元気~とかそんなことならだれに見られたっていいのですが、いつだってそうじゃないですよね?それで中国政府へ情報が漏れないアプリがどうしても必要になっているのです。

 

かつて有用だったアプリ

Whatsapp

英語圏の人達が好んで使うメッセージアプリです。使用感は良く、特に不満もありませんでした。しかし2017年突如として使用不可能になり、以降メッセージが二日遅れで来るだとか、送信出来たりできなかったりするだとか不安定な状況が続いています。ちょうどそのころ中国語版のWhatsappが発表されました。しかし賢い方なら中国政府が管理するAPPストアからこのタイミングで出されたアプリがどういうものなのか察することが出来るでしょう。確証は出来ませんがもはやWhatsappは安全なアプリではなくなったと言わざるを得ません。

WIRE

Whatsappが使えなくなり仕方なく使っていたアプリ。操作感は最悪、UIは見辛く、相手の名前の編集が出来ないなどの欠点が目立ちました。しかしタイマーメッセージ機能があったため時間設定すれば勝手にメッセージが消えてくれて安全面ではまだましだったと言えるでしょう。

現在使用可能なアプリ

Signal 
Google Play で手に入れよう
断然おすすめなのがこのアプリ。操作感が非常によく、タイマーで消えるメッセージもあり、相手のアカウントごとに固有の安全番号があり、認証すればほぼ完全に安全の内にメッセージのやり取りが出来ます。メッセージを削除しても端末にデータが残らないのでその点でも安心です。日本のヤ〇ザの間でも大人気!だとか(笑)しかしアカウントを取得するにはSMS認証が必要です。

Confide
Google Play で手に入れよう

 

安全面で最強なのはこれでしょう。タイマーメッセージなど基本的な要素も備えていながら、アカウント作成時にSMS認証が要らないというのがポイントです。しかし安全面に特化しすぎたためか、いささか使いにくく、不便なところも多いのが特徴。例えばLINEのように既読したかどうかが表示されるのですが、相手が既読したときに「~さんが既読しました」と通知が届くんです。ちょっと気まずいですよね(笑)

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